育種・品種改良Breeding

製品を運ぶ様子

新品種を作出するには、多くの既存のシンビジウム品種や原種から得たい特性を選びだし交配を行います。必ずしも、得たい特性をもった品種が生まれるとは限りません。また、新品種の開発に要する年数は約10年。常に先を見据えた品種改良を求められます。

研究の様子

10年の歳月をかける
新品種の作出から苗づくり

交配後、子房が発育し数ヶ月経過した果実より得られた種子は、栄養分を含んだ寒天培地の入ったフラスコの中で発芽・成長します。数回の移植により得られた苗は育苗ハウスで寄せ植えの状態で一定の生育期間を得、さらに数回、成長に応じた鉢サイズに植え替えされ、初めて開花を確認できます。
ここまでで約5年の歳月を要します。
シンビジウムは1つの果実につき数万~数十万個の種子をつくります。
何万、何十万の苗の中から優秀な特性をもった個体が選ばれ、それをメリクロンにより増やしていきます。新品種が最初の交配から皆さまの目に触れるまでに実に10年の歳月を必要とします。

新品種を作出し皆様のお手元に届くまでに10
10年の流れ

研究所の様子

バイオテクノロジー実用化の優等生
メリクロンとは

Meri(meristem=分裂組織)+clone(栄養繁殖系)の合成語であり、
分裂組織を無菌的に培養し、増殖させた苗を意味する言葉です。
一般的には洋ラン業界でいちばん多く使われています。
バイオテクノロジー(生物工学)実用化の優等生として知られています。