
世界一のらん
10年に一度オランダで開催される花のオリンピック「フロリアード」で連続世界一に。
園芸王国オランダで10年に1度開催される世界最大の園芸博覧会フロリアード2002で、4月12日ラン類の鉢物部門のコンテスト審査が行われ、出品したシンビジウム鉢物品種「グレートキャティ リトルローランサン」が金賞一席となり世界一の評価を受けた。
また9月30日に行われたラン類コンテストに出品した「ラッキーグロリア あぐり」も春に続いて最高賞の金賞一席となりフロリアード2002、2度目の最高賞を獲得した。春秋合わせて出品16品種の全てが10点満点中9点以上の金賞受賞。
またフロリアード2012では、シンビジウム「親王」が春・夏・秋の全会期を通じ世界42カ国から出品された1779品種の花々のなかで、10点満点中9.90という最高得点を獲得し世界一の花となる。

MK2184②
‘親王’
‘Shinnou’

MK1716①
グレートキャティ ‘リトルローランサン’
Great Katy‘Little Laurencin’

MK1686①
ラッキーグロリア ‘あぐり’
Lucky Gloria‘Aguri’
秋篠宮家のご長男悠仁さまのご誕生を祝し、当社河野メリクロンが作出、命名した蘭花シンビジウム「親王」は10年に1度オランダで開催される花のオリンピック(フロリアード)で世界一の花となりました。
その際、オランダ王国ベアトリクス女王陛下が日本のブースを訪れ「親王」をご覧になり「花の王国オランダで生まれ育ったが今日までこのような美しい花に出会ったことがない」と絶賛してくださり、翌年、在日オランダ大使館を通じ女王陛下に献上の運びとなりました。
新品種の作出から苗づくり、
開花までごあいさつ
すべての人々の幸せを願い洋蘭の総合産業化を目指します

代表取締役社長

創業者・河野通郎が高校2年生のとき、園芸書の中で出合ったランに「青春も命もすべてささげよう、人生をかけよう」と決意するまでに時間はかかりませんでした。アルバイトでためた全財産数万円で、東京の園芸会社から段ボール一箱分のランの株を手に入れ、温室の片隅で栽培をスタートさせたのです。
その後、試行錯誤を繰り返しながら高校卒業と同時に栽培と研究に打ち込み、少なくとも10年、場合によっては一生カスミを食って生きなければならないと覚悟を決めました。ちょうどそのころ、フランスから世界に向けてメリクロン技術が発表されました。しかしながら日本においては、知識も文献も少なく、独自のメリクロン技術を確立するしかなかったのです。運よく25歳のころより経営が軌道に乗り始め、30歳で株式会社河野メリクロンを設立することができました。
以来、日本人の感性に合う新品種の開発とクローンによる種苗生産に年中無休、昼夜を問わず、取り組んでまいりました。おかげさまで比較的短期間で奇跡的ともいえる成果に結びつけることができ、国内はもとより海外からも高い評価をいただけるようになりました。
昭和61年にはシンビジウムの美の歴史に、新しい1ページを開いた「あんみつ姫」を世に送り出し、平成3年には夢のシンビジウム「マリーローランサン」を発売。平成5年には皇太子妃殿下をイメージした「プリンセスまさこ」を発表。空前の人気品種となりました。
2012年には、2002年に続き園芸王国オランダで10年に一度開催される世界最大の園芸博覧会フロリアード2012で、シンビジウム「親王」が春夏秋の全会期を通じ、世界42カ国から出品された1779品種の花々の中で10点満点中9.90という最高得点を獲得し世界一の花となりました。
平成5年より、シンビジウム「マリーローランサン」の生命力に着目。100日以上も咲き続けるエネルギーの活用方法の研究に取り組んでまいりました。お茶、ワイン、育毛剤に続き抗癌剤、石鹸などでも特許を取得することができ、近年観賞用以外の多用途化の分野が軌道に乗ってまいりました。
純粋な想いを持ち続け、生命をかければ不可能は可能になるとの信念のもと、蘭の持つ限りなき可能性の実現に、命ある限り、取り組んでまいりたいと決意致しております。
日本国内と海外のグループ法人で世界を見据え、洋ランの総合産業化(6次産業化)で、ふる里創生にチャレンジする河野メリクロングループにご期待下さい。